日本ハムの新監督として就任をされた新庄剛志さん。現役時代に数々の名言や伝説など、
彼ほど記録ではなく記憶に残る選手他にはいない!と言える程野球を知らない方でも
新庄さんをご存じの方が多いかと思われますが、
記録的な活躍ですと、イチロー選手や大谷選手などの方が圧倒的な凄さはありますが
新庄選手の凄さはどんな所にあるのか??今回の記事では・・・。
新庄さんの野球での凄さがわかるエピソード
野球以外での凄さがわかるエピソード
上記についてご紹介をしたいと思います。
敬遠球サヨナラ打の秘話
こちらはご存じの方も多いかと思われますが、 敬遠球を打ち、サヨナラヒットをされたとのお話です。
ここぞと言う時に打てる度胸や勇気モチロンですが、このサヨナラヒットを打ったのは新庄さんの気まぐれではなく
偶然打てたものでもなく、綿密に計画をされており事前の度重なる練習によって打てた努力の結果です。
- 3日前の広島戦で敬遠をされた時に内野手(セカンドやサードの動き)を見て、ここで打てばヒットはかなりの高確率で打てる事を分析していた
- ぶっつけ本番ではなく、広島戦翌日に5玉だけ敬遠球を打つ練習を事前にしていた
- 特に槙原選手が目が悪いため、バッターボックスの外よりに立っておいて一球見逃せば打つ気あることに気が付かない、ということを予測していた。
- 敬遠球をフォークボールやスライダーなど投げない
などのかなりしっかりとした計画をされており、事前の練習の元、打てると確信しできたので
本番で実際に打つことができたとの事です。ただ、事前に練習の時に柏原コーチと話をしていたみたいですが
当時の野村監督にはその事を告げておらず、柏原コーチが野村監督に打っていいのか?の確認をしに行った時には
「え?どういう事や?」と仰天ではあったものの、練習をしたいた事をチラッと見ていた事を思い出して
「勝手にせい!」との事で結構がされたみたいですね。
新庄さんの破天荒なイメージなので、思い付きやその場の感覚で打ったのかな?思いますが
これほど綿密に計画をされたいたとの事で、この話一つでも新庄さんの凄さがわかる
良い話ですね。
ピッチャーとしての能力の凄さ!
こちらは新庄選手が投手として登板をされた時の動画となります。
野村阪神時代ですが、どうやら新庄さんがピッチャーをやりたいと言ってやったとの話が出回っていますが
実際は野村さんが新庄さんの肩の良さを見て、1度やってくれないか?と懇願をされたのでしたみたいですね。
さらに、かつてオープン戦で投手として登板したことに関しては「あれね、僕が野村さんに『投手やらせてください』って言ってないですからね?野村さんがシートノックで僕の肩を見て、『ちょっとお前、投手やってくれんか』って言われたんです」と、その舞台裏を語り、出演者を驚かせた。
引用元:https://www.sanspo.com/article/20200612-E3HAJVLOHBI5ZPFAHW4DQM7GLU/
ノムさんの見立て通りで、ストレートも142.3キロ出て、カーブもかなり曲がるとの事で
投手としても活躍ができるほどの凄さがある事が十分にわかるエピソードですね。
ただ、この話はここだけで終わらず、どうやら、新庄さんはピッチャーに飽きてしまい
脚が痛いと野村監督に嘘をついて野手に戻ったみたいですね。
どうやらその理由に「ピッチャーをしてみて、簡単に抑えられるから面白くない!」との事で
実際に三者凡退に終わらせているので、新庄さんのポテンシャルの高さと
想像の斜め上を行く発想の凄さがわかるエピソードですね。
幻のサヨナラホームラン満塁未遂
こちらも新庄さんの有名な話ですが、9回裏同点で2アウト満塁の場面で新庄さんに打席が回り
レフトスタンドにサヨナラ満塁ホームランを打つも、嬉しすぎて前の走者と抱き合って追い越してしまい
それによりシングルヒットとなったとの経緯です。
例えば、1・2塁間でバッターランナーが1塁ランナーを追い越したとします。
追い越した瞬間にバッターランナーはアウトとなりますので1塁ランナーのフォース状態が解除されます。
つまり、この1塁ランナーは、2塁へ進塁することもできるし、1塁に留まることも可能なのです。
引用元:https://baseball-note.com/passing-runner-rule/
上記のルールをもとにすると、今回は新庄選手がアウトとなり、一塁走者が二塁い進む事ができる
とのお話ですね。ただ今回は同点でかつ満塁なので、三塁走者が繰り上がるので結果
類を見ないサヨナラ満塁ホームランならぬ、サヨナラシングルヒットとなったとの事です。
結果的にはシングルヒットとなってしまったものの、9回裏2アウト満塁でホームランを打つ
事の凄さと共に、それだけでは終わらない記憶にも記録にも残るミラクルな出来事を起こすのが
新庄さんなんだな!とすごさがわかるエピソードでした。
パリーグを救った!ホームスチール!
こちらは、2004年オールスターゲームでの新庄選手のホームスチールの動画となります。
ホームスチールをして見事MVPに輝いてヒーローインタビューをされていますね。
インタビューの時にはしっかり会場を沸かせる新庄さんらしい言葉ともに
これからはパリーグです!とパリーグに対しての思いも込められていますが、この背景には
以下のようなお話があったみたいですね。
どうやら、パリーグ球団が消滅の危機にあったとの事で、調べてみると実際に以下のような事実がありました。
2004年のプロ野球再編問題は、パ・リーグの七夕オーナー会議で表面化したオリックスの近鉄球団買収、合併劇に端を発した。「4球団ではパ・リーグは存続できない」とオリックス・宮内オーナー、西武・堤オーナーが「10球団1リーグ制度しかない」と言明した。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E9%87%8E%E7%90%83%E5%86%8D%E7%B7%A8%E5%95%8F%E9%A1%8C_(2004%E5%B9%B4)
実際にパリーグを存続する事は難しい状態だったので、1リーグ10球団にするようにとの活動があったみたいで
経営の悪化などで球団の存続なども難しくなったりとの経緯があったみたいですね。
そのような背景もあり、パリーグをどうにか盛り上げたい!注目を集めたい!
などとの考えもあったみたいですね。実際にこのスチールに関しては山本昌さんや古田選手も「やれやれ!」
と囃し立てていたとの事で、スチール後の映る絵が凄く嬉しそうな笑顔を見せていますね。

実際に2004年の日本シリーズはパリーグが優勝となっており、
新庄選手の名言通り、パリーグの年となりました。
様々な問題があり、パリーグ消滅の危機にあったので「選手たち自身が活躍しないと!」
との思いがあったのは間違いないですが、新庄さんがパリーグの選手一人一人の心に
火をつけたのは間違いない!と思います。
やはり野球の技術もさることならが、スター性や他人の事を考えて行動ができる
人間性のすごさがわかるエピソードですね。
伝説のミリオネア1000万獲得!
こちらはミリオネアで新庄さんがえんぴつ転がしで1000万円を獲得をしたエピソードとなります。
みのもんたさんが出題者として出演をされており、当時一世を封じしたテレビ番組です。
1000万達成者は総勢40人しかいないですが、その内の一人として新庄さんがいらっしゃいます。
その他には堀江貴文さんや細木数子さんなど数々の方が1000万円を獲得されていますが
その中でも新庄さんみたいに鉛筆を2回転がして2回連続でCが出た事により、
Cを選択し、えんぴつ転がしで1000万を獲得する伝説を起こした人はいないですね。
この話だけでも凄いですが、どうやらミリオネアで1000万円を獲得したさいは
「札幌ドームに全額寄付し、バリアフリー化をする」と公言をされており
実際に獲得後すぐにバリアフリーの依頼をされているとの事です。
新庄さんご自身でも言われていましたが、「決めた事はすぐにやる事」
この部分に関しては中々できる事ではないので、新庄さんの凄さがわかるエピソードですね。